生命の樹は、魂の成長のプロセスと、天界のエネルギーを地上に降ろすためのプロセスの両方を示す地図と言われています。生命の樹を解釈するには、まず生命の樹を「木の幹」「枝」「果実」「頭」「胴体」「手足」といったものにたとえて、考えることが必要です。また、中心の柱の部分は、バランス、中立を表しているとし、右が左脳、男性、左が右脳、女性を表すとも考えられているそうです。生命の樹というのは、平面ではありません。立体的な4層に分かれています。流出界(アツィルト)、創造界(ブリア)、形成界(イエッツェラー)、物質界(アッシャー)です。これは、源の光が流出して、物質界にまで流れて物事を形成していくプロセスと光の源に帰るまでの魂の成長のプロセスを表しているといわれています。カバラは二元性ではなく立体でものを考えるのです。